相方であるRinnaiガスオーブンへの思い

コンベクションのガスオーブンを愛用している方で、本格的なハードパンを焼くことに悩まれた方はいませんか?

家庭製パン始めた頃は憧れだったガスオーブン。食パンや菓子パン、クロワッサン等、本当に美味しく焼き上げてくれてパン作りの楽しさを覚えた人は少なくないと思います。

なのに、『加水を上げて、イーストを微量にした本格的ハードパン』を試みた途端、理想のハードパンにならない…………何故??と。

イーストが多かったり、加水も低かったり、クープにバターを置いたり…そんなハードパン(?)は焼けるのに…いざ本格的となると……(涙)


実は私もそんなハードパン迷い子の一人でした。


ハードパンを本格的に習い始めたのは、本場フランスパンを教えてくれるエコール・ルヴァン・ダンタン。そこでのレッスンは私に衝撃を与えてくれました。

レッスンで使用するのは、パン職人が使う大型のデッキオーブン。パンの焼き上がりが全然違います。本場パリのブーランジェのようにカッコ良く焼き上がるバゲット、カンパーニュ達♡♡♡

それまで家で焼いていたのとは明らかに違いました。

そこで言われたのは、『ハードパンを焼きたければオーブンを買い換えないとね』でした。


諦めるしかないのか??


私は自分のガスオーブンをとても大切にしていたし、私のパンライフの《相方、相棒、伴侶》と思っていたので、大きな壁を感じました。


買い換えるしか方法はないのか??


そもそもデッキオーブンは家庭用であっても高額ですし、更に置く場所や設置方法も考えなくてはいけません。


それより何より……相方に『あんたじゃ焼けないんだよ。だから新しい良いやつ買うんだ』なんて絶対言いたくなかった。変な表現だけど、そんな気持ちだったという例えです。


そこから、『自分に出来るのは何だろう。ガスオーブンを駆使したら本格的なハードパンはどこまで可能だろう』と思うようになり、私と相方の試行錯誤の日々がスタートしました。

色んな視点から考察し、試し、改良し、塩梅を掴み…………続けること7年。……やっと昨年くらいに、『これがBetterでありBestと思える方法』に、たどり着きました。



……続く


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